【J2：第11節 水戸 vs 徳島】しえ吉総監督試合前日コメント（12.04.29）
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●しえ吉総監督（水戸）：
「平塚で鳥肌もんのゲームを見た後、スタッフ総出で歌舞伎町に繰り出しました。テッツジーとコーチ陣は始発で帰ったんですが、ぼくはさっき水戸に帰ってきたところです。え？あ、テッツジー達と別れたあと、1人でで飲み直して、昼飯を鼎泰豊でね。あ はい、ショウロンポーと生だけです。最高ですね。その時、iPadで湘南戦のダイジェストを何度も見ていたんですが、隣のおっさんが湘南サポだったらしく、『この野郎、そんなつまらないものをいつまで見ているのだ』と、iPadを取り上げて床に叩きつけて壊してくれやがりました。憤慨したわたくしは、月に一度の休日に、湘南サポのおっさんと、白昼の新宿で泥酔状態で一日殴り合いを続けておりました。そうです。留置場を追い出されたのが今日の午前中です。エヘヘ」
Q:・・・そうですか。で、徳島戦に向けて選手たちの動きはいかがでしたか？
「疲労は残っているはずなのですが、さすがに雰囲気はいいですね。レギュラー組は軽めに体を動かして、あとは接点の深い各選手が入念にプレーの擦り合わせをしていたようでした。中心選手の中で足を痛めた選手もいますが、大したことはないと聞いています。ただしスタートから90分行けるかはかなり微妙ですので、ちょっとメンバー構成が変わるかもしれません」
Q:足を痛めた中心選手とは？
「デリホリを見てください（笑）」
Q:徳島はだいぶ調子を落としているようですが、楽観視する空気はありますか？
「まったくありませんね。考えてみてください。我々がメンバーも充分に揃えられずに下位であえいでいた頃、徳島は昇格に向けてJ2ではクラスの抜けた選手を数人補強してチームを作り、上位争いをしていました。その時代にも、我々は徳島にはほとんど負けていません。相性と言ってしまえばそれまでですが、サッカーというのはその時の調子や単純な戦力比較とは全く関係のない結果が出てしまうことが多々あります。高校生とプロが試合をしても絶対にプロが勝つとは言い切れません。しかも徳島は選手のクオリティで言えばウチより一枚上を行っています。クオリティというより、実績・知名度と言った方がいいかもしれませんが、歯車が噛み合いだしたらいくらでも勝てるチームだとぼくは見ています。そのきっかけを与えたくないですからね。選手たちも全く気を抜いていませんし、昇格を目指すチームの先輩として、大いにリスペクトして勝てる準備をしているつもりです。」
Q: 明日勝てば今年2度目の3連勝、上位に進出する可能性もあります
「ホーム草津戦から始まったこの連戦を、我々は5/6の東京V戦まですべて勝つことしか考えていません。常に上にいた方がいいですが、夏休みシーズンの入口で上から4～5番までにいれば（昇格の）可能性は高くなるかな？程度ですね。あまり後ろ過ぎてもオルフェーブルのように馬群に飲まれてしまいますが、この時期の順位はあまり考えていません。勝点を丁寧に重ねていれば上位にいられるかなと」
Q: 塩谷選手と西岡選手が出場停止リーチです
「例えば明日2人ともカードをもらって、岐阜戦に揃って停止、とかだとちょっとまずいですねえ（苦笑）サブのメンバーも力がない訳ではなく、レギュラー人の怪我や出場停止でピッチに立ったら、1試合でポジションを奪うくらいの覚悟とインパクトを出せるように、と日頃から尻を叩いてます。攻守の核の2人なので多少ゲームプランに変更はあるかと思いますが、大丈夫です」
Q:GWで天気も良さそうですし、お客さんも多いかもですね。好ゲームを期待しています
「チームの状態も良くて前節首位に勝ってますし、これでお客さんが3000人切ったりしたら現場とフロントの間に溝ができますねえ・・・という冗談は置いといて（笑）、チームの雰囲気と状態の良さを最大限発揮して、ホームのお客さんを大いに沸かせたいと思っています。自信はありますし、内容はともかくホームは最低ノルマが勝点3というのはチーム内での共通認識です。昇格のためにしっかり良さを出して勝点3を、ホームのサポーターにしっかりファイトしてチャンスを多く作り、点を取る楽しいサッカーを見て喜んで欲しいと思います。皆さん！ケーズデンキスタジアム水戸でお待ちしています。」
以上
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